仕事を辞めて旅に出ることは「逃げ」じゃないんだ、と思えたこと
仕事を辞めて旅に出ることは「逃げ」なんじゃないだろうか。
仕事を辞めてやりたいことをする=「仕事を続ける」ということから逃げている、んじゃないだろうか。
私はそういう思いを少なからず感じていた。
その不安を軽減してくれたのが、職場の後輩であり人生の先輩である「爺」だった。
私の職場には、「爺」というあだ名の後輩がいた。
爺は、仕事上はひとつ下の後輩だが、年齢は20歳以上年上。
つまり、人生の先輩である。
爺は、今までいろんな仕事に就いて、海外に住んだ経験もあり、インドで学校を立ち上げたりしたこともあるらしい。
そんな経験豊富な爺に、
(仕事辞めて)海外行くんですか?
と聞かれて色々話すうちに、つい不安をこぼしてしまった。
ずっと行きたいと思ってたけど、いざ行くってなったら不安とかいうかブルーになるんですよね。マリッジブルーみたいな?(結婚したことはありませんが笑)なんか、こんなに期待しちゃてるけど、なんも得られんかったらどうしよう、とか。
そしたら爺は、強くこう言ってくれました。
絶対海外行ったほうがいい。それで、色んな経験をしたほうがいい。ヨーロッパのほうでは、長期間休んで海外に出ることは経験としてプラスとしてみられる。絶対得られるものはありますよ。
なんか、すごく気が楽になった。
やりたいことをやろう!
自分で決めてたことなのに、勝手に自信がなくなって、心のどこかで、旅に出ることは「逃げ」なんじゃないかって思ってた。今の仕事を続けることを諦めて、ただやりたいことに逃げるだけなのかも、と。
やけど、人生の先輩にそうやって言い切ってもらって、勇気をもらった。
やりたいことをやろう、そう思えた瞬間だった。
これからの経験が、きっと人生でプラスになる。
そして、そうなれるように、もっと自分の感性とかを高めていきたいなぁと思いました!
↑学生時代、トルコの大地を自転車で爆走したときの写真(笑)